30代の柔道整復師で開業or転職を考えている人「整骨院を開業したいな。でも、コロナ渦で開業すべきか不安です、、、コロナが落ち着くまでは他の整骨院に転職してスキルを伸ばすべきか悩んでいます…。どうすべきだろう。」こういった疑問にお答えいます。
結論:イマは転職が無難です。
- 開業する前にリスクを理解すべきです
- 整骨院の転職で失敗を避けたいなら、キラー質問をする
- 転職する手順+それにかかる期間
この記事を書いている僕は、柔道整復歴10年ほど。29才で開業して35才でコロナ廃業した経験があります。
現在37歳で、介護系会社でケアマネ1年生+治療家として活動しています。基本的には柔道整復師があればどこでも働ける状態でして、ケアマネ業も兼務できます。全国どこでも転職しやすい状態です。
こういった話をすると、「手に職」はいいな〜って言われるので、今回は、コロナ廃業した経験した私が開業するより転職を考える方向けに具体的な方法論を解説してきます。よく友達から相談される内容でして、相談に答えるような内容を記事にしました。
登録しておくべき転職エージェント
転職サイトに一度登録してしまえば、希望い合う案件に応募するだけです。どのサイトも登録は5分程度で終わりますので、是非この機会に行動してみましょう。
- 外傷も後療法にも興味があるなら、整骨院に転職すべし➡
- 機能訓練士に興味があるなら、介護系に就職すべし➡リジョブケア
ここからが本題です(・ω・)ノ
開業する前にリスクを理解すべきです
冒頭でも書きましたが、イマは開業する時期ではないです。ここまで言い切れるのには理由があります。
まずは、ざっくりでいいので開業リスクを理解しましょう。
- その①:コロナ経費と戦争による物価高騰
- その②:感染リスク
上記は僕の独断と偏見で分類しました。
とりあえず2パターンを理解して、このリスク対策できれば開業してもOKかと。
順番にみていきましょう(`・ω・´)ゞ
その①:コロナ経費と戦争による物価高騰
アルコールや不織布マスク、体温計やパルスオキシメーター等の備品のコストがかかりますね。
ぶっちゃけ、この経費が毎月かかるので無視できないです。ざっくり言うと、毎月2〜3万円は必要かと。これにはペーパーや電池も含んでいます。つまりコロナがなければ必要なかった経費の影響が大きいということ。
また、戦争の影響でこれらの商品の値上がりと電気代も上がっていきますので、本当にツライと思います。。
また家賃相場の高騰でテナント更新時の家賃が上がることもあります。僕も6年目の更新時に1万円上がる予定でした。予期せぬ事態も想定しておかなければならないのです。
どんな人なら開業しても大丈夫なの?
家賃がかからない人ですね笑。
不動産を所有していて家賃0円なら開業しても大丈夫かと。家賃0円の場合はコロナ経費がかかっても経営は安定するのでアリです。
他には副業で家賃を払える位稼げる方もOK。あとは小さく初めて軌道に乗ってから少しずつ規模を拡大していくのが無難です。わりと往診も良いんじゃないかなと思います。
業界の将来性は?
残念ながら、将来は暗いと思います。
その理由は療養費の逓減と不払いの保険者が増えているからです。とはいえ、自費で経営出来る方には関係ないです。
あと、成功する人の特徴は”集客できるカリスマ性”があること。
基本的に”自ら行動できない人”は開業は厳しい。
これは過去の自分に言いたい言葉ですね。チャレンジ精神は必須です。
その②:感染リスク
この言葉の通り、院長とそのスタッフや患者さんが感染した場合、休診しなければなりません。濃厚接触者になっても同じです。このリスクが最大の理由です。
もし、開業して間もない整骨院で感染者が出たら、来院数は激減します。。このリスクを減らす方法はなく、コロナに効く薬が出来るまでは開業しない方が無難かなと。
整骨院の転職で失敗を避けたいなら、キラー質問をする
【最重要】◎面接時にキラー質問しましょう。
キラー質問3つ。すべて答えてくれたらホワイト企業の可能性が高いです。
① 残業手当のシステムについて(15分単位、月何時間まで、上司の判断なのか等)
② 休憩について(何人体制で連携していて、昼休憩はとれるのか)
③ 昇進・昇給のシステムについて(院長までのステップ、基本給の金額=ボーナスに影響します)
私が過去3回転職して考えたキラー質問です。この3つの質問にすんなり答えてくれたらOKかなと思います。ぶっちゃけ、整骨業界に限らずどの業界でも質問して損はないと思います。
落とされるかもしれない・・・面倒くさい人だな・・・って思われるのか怖くて質問せずに入社してしまうと後々後悔するのはあなた自身です。ですから、勇気を持って聞いてみてください。
転職する手順+それにかかる期間
手順と期間をまとめました。
- 手順①:まずは退職せずに方向性を決める(期間:1週間)
- 手順②:退職時期を決める(期間:1ヶ月くらい)
- 手順③:転職エージェントに相談する(期間:3〜6ヶ月)
さっそく順番に見てきましょう。
手順①:まずは退職せずに方向性を決める(期間:1週間)
「ある程度は方向性は決まっている」って人は、これ以上は何もしなくてOK。
✔決まっていない方へ
- 外傷に興味があるなら、病院に転職すべし
- 外傷も後療法にも興味があるなら、整骨院に転職すべし
- 機能訓練士に興味があるなら、介護系に就職すべし
こんな感じ。
機能訓練士だけ介護業界ですが、基本的には『スキルアップ』というスタンスが大切です。
「整骨院に転職しようか、それとも整形外科にしようか、いやいや完全自費の治療院にしようか」悩んでいる方は手順③に進んで下さい。私も実際の求人情報を見つつ転職エージェントに相談しながら進めていました。
手順②:退職時期を決める(期間:1ヶ月くらい)
“退職時期を決める”ここが最重要。
というのも、あなたが管理柔整師の場合は後任が決まるまで辞められない可能性があります。私の場合は辞める3カ月前に言って欲しいと言われました、、なので会社規約を確認しておきましょう。
退職する時に揉めそうなら退職代行という手段もありますので、必要に応じてサービスを受けるのもアリです。
手順③:転職エージェントに相談する(期間:3〜6ヶ月)
ここは手順②と並行してもいいかなと。
転職エージェントに相談しておきましょう。
とりあえず、リジョブの転職サイトでOK。
リジョブの転職サイトに登録しつつ、話を聞いてみるのがいいかなと。
僕も以前に使ったことがありまして、転職エージェントってマッチングの問題なので、自分に合った案件がすぐに見つからないことが多いです。とりあえず登録して相談しながら進めるのが良いです。
個人情報&自己アピールはしっかり記入すべき
転職エージェントに登録する際には、履歴書だったりの登録がありますが、自己アピールは詳細に記入しましょう。
僕は自己アピール部分に過去の経歴をびっしり載せました。その結果、スカウトメールが毎日のように届きましたので、自己アピールって大切ですよね。
※結局、介護系の会社に入社したのでリジョブ経由で入社しませんでした。とはいえ、イマでも登録しているので時々チェックしています
転職活動は時間がかかるので、早めに動いておくのがいいかなと思います。転職サイトに一度登録してしまえば、希望い合う案件に応募するだけです。どのサイトも登録は5分程度で終わりますので、是非この機会に行動してみましょう。
登録しておくべき転職エージェント
- 外傷も後療法にも興味があるなら、整骨院に転職すべし➡
- 機能訓練士に興味があるなら、介護系に就職すべし➡リジョブケア
というわけで今回は以上です。
8割くらいは転職する流れが分かったかなと思います。
現時点だと、「まだ迷っている」というのが本音だと思いますので、”まずは小さく動くこと”です。
仕事で時間がないですよって思うかもですが、週末の1時間からでもいいので、まずは取り組んでみることをオススメします。
動かないと、何も変わりません、、、
ぜひ、トライしてみてください(・ω・)ノ
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